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特撮を笑ったのではないが。該当シーンはミニチュアにしか見えませんでした

【特撮の華】〜すばらしきミニチュアワークの世界〜

6: どこの誰かは知らないけれど 2005/11/20(日) 00:23:43 ID:gSD2h6qI
東映チャンネルで何気なくみてた宇宙快速線のミニチュアの爆破シーンがえらい出来のよさで驚いた。
9: どこの誰かは知らないけれど 2005/11/20(日) 21:37:26 ID:fEejYQ0/
>>6
実景→爆破瞬間ミニチュアに置き換え
写真を拡大→カメラ前配置した切り出し効果→瞬間ミニチュアに置き換え

G・ジェニングスの好んだ手法
14: 四葉 2005/12/08(木) 16:41:19 ID:tYhCIlc/
>>9
>G・ジェニングスの好んだ手法

たとえばどんな映画でですか?
レイ・ミランド主演の「大時計」の導入部なんかは、
爆破シーンではなかったですけど、
実景がいつの間にかミニチュアセットになり、
最後はスタジオ撮りのシーンに移行するまでワンショットで見事でしたぁ。
30: どこの誰かは知らないけれど 2006/02/11(土) 18:57:06 ID:xRTvzR5u
汚しや塗装のムラがいいね
32: どこの誰かは知らないけれど 2006/02/12(日) 22:22:43 ID:UmeWijvp
>>30
自衛官だった父親が言うには、実際の航空機があんなに汚れてたら整備不良とみなされて
離陸の許可が降りない、本物はおもちゃみたいにツルツルテカテカしているって。

汚しもまた「映画のウソ」なんだ。
36: どこの誰かは知らないけれど 2006/03/12(日) 00:11:34 ID:veZnWAnR
>>32
"ULTRAMAN"のCGイーグルは
ある意味リアルだった訳だなw
37: どこの誰かは知らないけれど 2006/03/12(日) 22:48:51 ID:XsQhhj+H
>>35
動いてるとこ見るには神戸まで行かないとダメか
ソフト化や放送はないだろうな
>>36
ミニチュアもCGもシンプルなもの、ツルツルしたもの、綺麗なものにリアリティ与えるのは難しいんだろうな
38: どこの誰かは知らないけれど 2006/03/12(日) 22:53:24 ID:2oV7aHe4
>>36
ローレライのB29もピカピカだったし。
40: どこの誰かは知らないけれど 2006/03/12(日) 23:29:49 ID:OswIft8m
>>37
紹介ムービーの途中、ちょこっと映るよ。
51: どこの誰かは知らないけれど 2006/04/10(月) 22:17:40 ID:N7f229yW
川島雄三先生の『雁の寺』で助監の湯浅憲明が
特撮を任されています。どこだか分かる?
53: どこの誰かは知らないけれど 2006/04/21(金) 17:14:09 ID:95kivtzY
>>51
冒頭の汲み取りのうんこが特殊造型物なんじゃないの?
55: どこの誰かは知らないけれど 2006/05/01(月) 06:55:06 ID:8yrzjsZk
>>53
>>51
> 冒頭の汲み取りのうんこが特殊造型物なんじゃないの?

あり,妙に生々しい場面だったよな。
いや、汲み取るときの"音"がね・・・・w。
60: どこの誰かは知らないけれど 2006/05/16(火) 12:29:01 ID:C4JWh/mv
東映の「二百三高地」のなぜか東宝の中野照慶が参加している。
”203高地から見渡せる旅順港”の距離感と空気感が非常に難しかったと
語っている。東映のお抱えの”特撮研究所と矢島監督”がなぜ出番が無かった
のか気にかかる。”夜叉ヶ池”に実績があるのにやはりこういう物は東宝
スタッフの方が優秀だったのか?疑問が残る。
61: どこの誰かは知らないけれど 2006/05/16(火) 14:30:55 ID:mt4+S81a
>>60
中野の奴、「二百三高地」の特撮にも何か喋ってたのか。
いつも通りのミニチュアもろパレパノラマでしたよ、あれは。
62: どこの誰かは知らないけれど 2006/05/16(火) 15:26:06 ID:EQJ1y84C
>>60
舛田利雄が「ノストラダムスの大予言」で知り合った中野に頼んだだけだよ。舛田は
後年は「零戦燃ゆ」等で組んだ川北に「東映なんだけど頼む」と「動天」
の特撮カットも依頼している。自分の言うことを聞く旧知の人に頼んだ方が安心。
64: どこの誰かは知らないけれど 2006/05/16(火) 23:54:02 ID:w6aJ1+Xx
空軍大戦略のスケールRC機
おカネかかってるな
砂浜に墜落するスピットファイア
垂直に海に突っ込むハインケル
カメラワークとしては博打モンだ
もっともミニチュアじゃないけど
71: 四葉 2006/05/20(土) 12:53:11 ID:XqDcyCWo
>>64
あのロンドン市街に墜落するハインケルもRC機なんでしょうか?
ミニチュアには見えないし…。
でもRC機だとしても無茶ですね。
72: どこの誰かは知らないけれど 2006/05/20(土) 15:04:31 ID:EStB7alC
43 名無しより愛をこめて 2005/06/09(木) 12:43:49 ID:OYW0VtS5
地味〜にリアルで素晴らしいミニチュアショット。
「蜘蛛巣城」・・・森の動く俯瞰シーン
「日本海大海戦」・・・広瀬中佐のボート
「怪獣大戦争」・・・久保明が島から脱出する時のボート爆発
「キスカ」・・・B-24の爆撃、沈没した伊7潜水艦へ中丸忠雄を救出に向かうボート
「戦争と人間第一部」・・・張作霖爆殺事件
「泥棒番付」・・・水車小屋爆破
「ガス人間第1号」・・・炎上するホールの消火活動
「大龍巻」・・・冒頭の大坂夏の陣(大坂城物語の未使用カット)
「赤い殺意」・・・汽車
「野獣の青春」・・・宍戸錠の自動車が突撃し、爆発する小林昭二のアジト
「拳銃は俺のパスポート」・・・衝突して水没するトラック
「サラリーマン一心太助」・・・ダンボール箱をはねる列車
73: 四葉 2006/05/20(土) 23:15:04 ID:4/g4aF0r
>>72
>「拳銃は俺のパスポート」・・・衝突して水没するトラック
水没したのは草薙幸二郎チャマのスポーツカーの方ですよ。
正直言ってあまりリアルなミニチュアワークとはいわれないですね。
76: どこの誰かは知らないけれど 2006/05/21(日) 23:48:24 ID:hwuUKcsh
>>73
>>「拳銃は俺のパスポート」
その場面は編集の巧みさに救われていますな。
オタクはこういった、さりげない特撮には
気づかないのか、ネタを振っても食いついてくれない。
79: どこの誰かは知らないけれど 2006/05/23(火) 23:32:09 ID:zCryGX0M
>71
トラファルガー上空通過のハインケルは本物でしょ
アルティメイトエディションでもR/Cモデルは一切公開されてない
企業秘密な部分なのかも もしR/Cスツーカがプロクター実機改造
だったらすべて台無し
84: どこの誰かは知らないけれど 2006/06/17(土) 12:29:16 ID:so+zYvqp
円谷プロ(当時、円谷特技プロ)の本格的な初仕事と言われる
石原プロの映画第1作「太平洋ひとりぼっち」の”マーメイド号が嵐に
襲われる”シーンを特撮と思えないくらいの素晴らしさ。
86: 四葉 2006/06/17(土) 14:24:49 ID:21BnjNG9
>>84
ヨットが嵐に翻弄される特撮シーンは、「マタンゴ」と「南海の大決闘」で
見られますね。両者とも大変よくできてうるですぅ。
暴風雨に翻弄される船舶のミニチュア特撮シーンといえば、
「絶海の嵐」とか「ナバロンの要塞」なんかでも見られますが、
両者はアカデミー特殊効果賞を受賞してますね。
「絶海…」はともかく「要塞」の方は砲撃シーンや最後の要塞大爆発のシーンは、
正直言って今ひとつでしたが、件の嵐の中の上陸シーンはすばらしかったですぅ。
「太平洋ひとりぼっち」の特撮シーンも是非見てみたいですね。
87: どこの誰かは知らないけれど 2006/06/17(土) 14:32:58 ID:sSEmFMCH
キンゴジやモスゴジでの土木重機作業中のカットは、ミニチュアに見えない
88: どこの誰かは知らないけれど 2006/06/17(土) 14:46:54 ID:21BnjNG9
>>87
とくに「モスゴジ」の藤田進チャマの作戦説明のあとから始まる
一連の作業シーンはいいですね。
「自分もそう確信してるがね」の台詞をうけて、実写のブルドーザーのショットから
違和感なくミニチュアシーン移るですぅ。
それも自然光で撮ったと思われるショットから、人工雷発生装置の鉄塔が連なってる
スタジオ内の人工光のショットへ移行するなど見事です。
「キンゴジ」の土木重機作業シーンには、ドーザーのついた大型車両が出てきますが、
あれは架空のメカなんでしょうかね?
崖の上から作業を見下ろしている自衛隊員たちを見上げたショットがありますが、
その背後に見えているクレーンが合成であることについ最近気がついたですぅ。
90: どこの誰かは知らないけれど 2006/06/18(日) 08:47:13 ID:xPGs9pSI
この特撮スレでは低評価の中野照慶監督。でも「ゴジラ1984」のオープニング
の漁船の遭難シーンは評価してもいいと思うが・・・・・
92: どこの誰かは知らないけれど 2006/06/18(日) 21:10:23 ID:W2i8Pa+3
>>86
「シンドバッド七回目の航海」も

>>87
モスゴジといえば倉田浜干拓地の排水ポンプでしょ。
劇場だと本物に見える。

>>90
「クレージーの大爆発」宇宙ロケット発射も評価に値する仕事。
113: どこの誰かは知らないけれど 2006/07/31(月) 03:20:36 ID:kh6Vf57Q
ポセイドンアドベンチャーを何十年ぶりに見た
ポセイドン号はどう見ても1m50cmにしか見えなかった。
115: どこの誰かは知らないけれど 2006/08/01(火) 23:58:56 ID:Gyi735Op
>>113
「ミクロの決死圏」「トラ!トラ!トラ!」「ドリトル先生不思議な旅」
「大地震」で有名なL・B・アボットの特撮です。出来は標準的と思いますが。
116: どこの誰かは知らないけれど 2006/08/02(水) 00:25:53 ID:1b1ziTIN
生前の円谷英二とライバル関係にあったらしいね>LBアボット
119: どこの誰かは知らないけれど 2006/08/02(水) 22:29:34 ID:vRH2TiyJ
>>115
大地震はユニバーサルのクリフォード・スタインだね。
この人はセシル・B・デミルのスタジオ出身である。

>>116
円谷は昭和37年の渡米で当時世界最大級の広さを誇ったMGM特撮ステージを
訪れ、主任のA・アーノルド・ギレスビーやアボットと会っている。
144: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/09/17(日) 01:27:00 ID:/QXuiMeA
>>71に自己レスするですけど、
この墜落するハインケルのショットは、ハインケルがミニチュアで
手前と背景にある建物は、写真を引き伸ばした書割みたいですね。
ミニチュアのハインケルの建物に落ちた影が平面的に移動するので書割とわかるですぅ。
また爆破するときの炎がずっと遠くにあるはずの建物にオレンジ色に映えることからも知れるですね。
それにしてもシンプルな手法でリアルな映像をものすことができるんですね。

ところで>>64>>79の方のカキコを読むと
「空軍大戦略」で使用したR/C機は実物大みたいですが本当なんでしょうか?
スツーカがドーバーのレーダー基地を空襲するシーンですが、
空中を飛行しているスツーカは良くできてはいるですが、縮尺ミニチュアにみえるですぅ。
空中爆発するスツーカはR/C機に火薬を仕込んで爆破したんでしょうけれど、
燃料が燃えて火が長く尾を引くところを見てもかなり大きなミニチュアを使ってるとは思われますぅ。
空中衝突するショットは吊りでしょうね。あのような壊れ方をするブレイカウェイのモデルは、
R/C機とはいえ飛行に耐えないでしょうし、R/C機を空中衝突させるのは至難の業でしょう。
壊れた機体もワイヤーで上に引っ張られたように見えますしね。
編隊で飛行しているところは、手前はミニチュア、背後の物は固定マスクかグラスワークによるものが合成されてますね。
背景の空は空撮による実写ですが、背景を撮影したカメラの振動に手前の編隊が取り残されていて合成と知れるですね。
147: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/17(日) 10:28:41 ID:NK1+JKaz
東宝でも「零戦燃ゆ」で大型ラジコンミニチュア機を使ってたっけ。
当時の邦画特撮では避けられなかった光学合成のマスクズレも
無いし、空気感も出て一見良い感じに思えたけど、でも
オープンセットで撮ったライブの演技と上空のラジコン機が絡むと、
さすがに無理があった。いくら大型模型と言っても、やっぱ
所詮はラジコン、ユラユラと揺れて飛ぶスケール感は隠せないから、
直感的に「小っせぇー」って感じられてしまう。実景とラジコン機を
パンフォーカスで一発撮り、ってのは見たの違和感が拭えなくて。
いや山本長官の一式陸攻が撃墜される、ウルトラ特撮まがいの
ピアノ線丸出しな室内特撮よりゃずっとOKだったけど。
148: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/17(日) 10:58:42 ID:xOiLE0c1
>>147

>山本長官の一式陸攻が撃墜される、ウルトラ特撮まがいのピアノ線丸出しな室内特撮

あんた恐ろしいこと言うな。

川北の零戦もの2本合わせても、円谷の「太平洋の翼」の100分の1以下だぜ。
149: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/09/17(日) 12:08:30 ID:xRnWHARF
>>147
「太平洋の翼」でも船戸順チャマの載った紫電改そっくりな零戦とコルセアとの空中戦に
ラジコンとUコンが使われていましたね。
スタジオ内で操演で撮ったショットと違和感が少なくて見事な空中戦シーンでしたね。
池部良チャマの潜水艦を空襲するカタリナ飛行艇も見事でしたが、これは実機ですかね?
それともラジコンか、屋外での操演でしょうか?(爆弾を投下するとこは間違いなく操演ですが)
「キングコングの逆襲」に自衛隊機に偽装したカタリナ飛行艇が出てくるですぅ。
これは明らかにミニチュアですが、飛行シーンは大変リアルでした。
ショットの感じが「翼」そっくりですから、「屋外での操演」が正解ですかね。
150: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/09/17(日) 12:09:37 ID:xRnWHARF
>>148
仰るとおり「太平洋の翼」は本邦特撮空中戦映画としては最高傑作だと思うですぅ。
「空軍大戦略」や「633爆撃隊」などの空戦映画に比しても引けは取らないでしょう。
スタジオ内の人工光による操演での空中戦特撮は、リアルに見せることについて
最も不利な条件が揃った手法ですが、それでも東宝円谷特撮はできるだけ
リアルで迫力のある特撮ショットをものにしていますね。
空中戦ではありませんが「宇宙大怪獣ドゴラ」のP2Vの飛行シーンなどは
地味ですがたいへん素晴らしいものでしたぁ。

しかし、山本長官の一式陸攻が撃墜されるシーンのある「山本五十六」は、
なんかフィルムの感じが違って、それまでの戦記映画に比べてミニチュア臭さが
いとど増しているように思えますね。
真珠湾に見立てた鹿児島湾で訓練シーンは「太平洋の嵐」の真珠湾攻撃シーンの特撮よりも
グレードアップした迫力がありましたが、いかんせんスタジオ撮影のためもあって
ミニチュア臭かったですね。
長官機撃墜のシーンは、一式陸攻の操縦席から増槽を落とす零戦を捉え
しかもなお雲間から現れるP38の編隊も見せた神ショットもあるし、
シャア大佐がP38を撃墜するショットも迫力がありましたが、
長官搭乗機のエンジンが止まるショットは、スタジオのライトがテカテカに映えて、
思いっきりミニチュア臭かったですね。
眼下にジャングルが延々と流れていくショットはダイナミックでしたが、
煙を引いた長官機を追う主観ショットでは、
空がぐんぐん迫ってきてホリゾント丸出しになっちゃってましたぁ。
また「山本五十六」は大型のミニチュアを製作したといわれる割には、
海洋シーンにリアルさが欠けてましたね。
翌年の「日本海大海戦」と「緯度0大作戦」で思いっきり挽回するですけど…。
151: 147 2006/09/17(日) 12:12:28 ID:NK1+JKaz
>>148
御大亡き後のウルトラを直に見て育った'70年代世代なもんで、そういう印象が
どうしても…。

黄金期円谷特撮なら、上でも出てた「トラ!トラ!トラ!」とか、明け方の空母赤城からの
艦載機発艦シーンなんざまるで芸術品だと思う。言ってみれば模型を糸で動かしてる
だけのはずなのに、あの「画」の臨場感・生命感。マフラーからの排気炎まで
光学作画で描き込んであって…

「零戦燃ゆ」だと、「連合艦隊」からの特撮ショットのデュープが多かったのも
印象が安っちくなった要因かも。
154: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/17(日) 17:15:56 ID:xOiLE0c1
>>151
あの、言わずもがなですが、「トラ トラ トラ!」の発艦シーンは実際に暁闇の中、空母から実機を飛ばしてますが…
あれが特撮なら凄いけど。
円谷の「太平洋の嵐」なら、発艦シーンは確かにミニチュア撮影です。

それにしても、糸吊りと蔑まれる操演だが、シネスコ画面を覆う数のミニチュア機が、綺麗に編隊を組んでいるショットは、吊りだと判っていれば尚更その名人芸に感嘆する。
あれだけの数のミニチュアを一機ずつピアノ線で吊って、編隊を組ませて、飛行しているように見せるなんて、どれだけの手間が必要だったことか。
155: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/09/17(日) 18:06:06 ID:ruTGmLBP
>>154
「トラトラトラ!」の発艦シーンは、「タイタニックの最期」や「地獄と高潮」や
「雨のランチプール」の特撮マン、レイ・ケロッグが撮影してるんですよね。
第二班監督として。
あの発艦シーン、上空からのショットが例によって実物を使ってるんですけど、
空母がもろにアメリカさんのもので「なんだかなぁ」って感じでした。
どうせワンショットだけだったんだから、L・B・アボットが特撮でやればよかったのに…。
実際にも発艦シーンの直前に飛行甲板に艦載機をずらりと載せたミニチュアショットが
出てくるですしね。
でもこのショット、空母の周りに波がぜんぜん立っていなくて、
それまでのリアルなミニチュアワークはどこいったんだってくらいのチャチ臭いショットでしたぁ。
ひょっとしてミニチュアで発艦シーンをやろうとして
邪魔にならないように波起こしようの扇風機を止めたけれど
結局できなかったとかいう裏事情でもあったんでしょうかね。
実際にプールに浮いているミニチュア空母から飛行機を操演で発進させるなんて
円谷監督でさえやってないですから。
「山本五十六」に加山雄三が載った雷撃機からの視点で、
飛龍から次々と飛行機が発艦する様をロングで捉えた神ショットがあるですが、
あんな感じでやればミニチュアと実機の違和感が生じなかったと思うですぅ。
156: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/17(日) 21:59:15 ID:/Z/CpKWS
>>150
セット撮影でも 太陽光線に近い状態の照明を確保できればベストなんだけど(ラドンなんかは
セットとは思えないぐらい照明を使っているからそれ以降の作品と比べてぜんぜん違うよね)
照明の量を減らされているところに広いセットだから、「映り」という意味でのクオリティーは
下がってしまうよね。
狭いセットだったら 広いセットと同量の照明を使ったら光量は太陽光線に近くなるよね。

できれば狭いセットで 光量を多く確保する照明って方向で 撮影していれば全く変わって
いたと思うよ。
159: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/18(月) 00:18:24 ID:6WkVDPN/
実際のところ、ライトの数が増えるほどリアル感は減ります。
『ラドン』が良く見えるのは当時のフィルムの性能が悪かった事の賜物ですね。
太陽光に似せるんだったら、理想を言えばライトは太陽と同じ数の方がよろしい。

スタジオの(特撮に限らず)広いセットに太陽光を再現する場合、
何で沢山ライトを使うかというと、主に太陽の特性である「平行光線」を再現するため。
太陽というのは遠くにあるので、例えば東京と横浜で太陽の角度が違うって事はまずない。
でもスタジオのライトは被写体の近くにあるので、
ライトが一発だとライトを中心に末広がりの影が出来てしまう。光線の角度が揃わないのね。
『タイタニック』で舳先に立つレオ様からグッと回り込んでタイタニック全景まで見せるカット、
あれはライト一発で太陽光を作り出しているんだけど、よく見ると舳先と船尾で全然影の角度が違う。
あの大きさのミニチュアでもこれだけ変わってしまう訳なんで
五十六機が突っ込んでいくミニチュアセットとかの場合、平行光を作り出そうとしたら
同じ角度を向いたライトをセットの広さだけ並べないとならない。
光量が必要な特撮の場合、並べるライトの密度は余計に増えます。

さて、実際の光というのはCGのライトと違って「ここからここまで当てたい」と指定できない。
って事はライトを並べると光が重なって当たってしまう部分が出来るわけで
この部分だけは当たっているライトの数だけ影が出来てしまう。
実際にはその重なりを減らすために、様々な努力が為されている訳だけど限度はある。
『ラドン』の時代は今よりもライトの数が多かったわけだけど
影の部分がグッと落ちてしまうので、影の重なりが気にならなかった訳ね。

理想を言えば、今(最大でおよそ20kwくらい)よりも大光量のライトが開発されて
天井が高いスタジオが使えればリアル感は増すんではないかと。
もちろん、フィルムの感度も上がって欲しい。
160: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/18(月) 01:01:49 ID:c8UBTK7T
>>159
なるほど。
円谷時代の、ステージ撮影にも拘らず青く澄み切った空にからっと晴れた自然光のような映像は、円谷本人の嗜好は勿論、大量のライトと感度の低いフィルム使用によってもたらされたものという訳ですな。
中野はともかく(あの人は特撮界のリドリー・スコットだから)、明るめの画面を好む川北でさえ、円谷時代の抜けのよさを再現できないのは、皮肉なことに機材の性能が上がったためということですか。
リアルにやりたければ、「vsビオランテ」の三原山や、「ガメラ1」のようにオープンセットを使うのがいちばんだが、天候に左右される上に、昼間しか撮影できず、しかも躁演も使えない。
後はCGが頼りという感じですかね。

話は変りますけど、「ナバロンの嵐」のダム決壊から橋の倒壊までの一連のシーンは、オープンセットにかなり大きなミニチュアを作って撮ったのではないかと思いますが、いかがでしょうか?
161: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/18(月) 01:07:31 ID:DtBK+xv/
照明だけなら宇宙空間にスタジオ作ったらどうだろう
常に太陽の下に来る軌道で
問題は地上と同じ大気とその厚みをどう再現するかだが
163: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/18(月) 01:31:25 ID:6WkVDPN/
>>160
んー、どうなんだろ。
最近の特撮はスモークを焚き過ぎという印象が強い。
空の透明度が低いのはそれが一因となっているような気がする。
フィルムの描写力が増えた分だけ霞ませないと駄目なんですかね。
もしくは『空気感=スモーク』という固定概念が出来上がってるのかも知れない。
テレビだけど『鉄甲機ミカヅキ』の特撮や『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の
夕景や朝焼けのシーンは、スモークが少なかった分だけクリアーで気持ちよかったんですが。

あと、あまりホリゾントが自己主張できないせいもあるかも。
円谷時代には一本の映画で3種類くらいのホリゾントを描き変えられたらしいが
今はホリゾントの塗り替えなんて、時間やお金が掛かることはなかなか出来ない。
なので、あまり彩度が高いホリゾントを描いてしまうと
「夕景を撮りますよ」とかなった時にフィルターで他の色を足せなくなるのね。
だから今のホリゾントは殆どグレーに近い空色で塗られる事が多いわけ。

でも青空を作りたい場合、青いフィルターを足せば良いわけだけど
フィルターってどうしても熱に弱い。長いシーンを撮っている間に
刻一刻と素抜けに近くなるわけ。で、取り替えようにも値段が高い。
ホリゾントを全面当てる台数のフィルターと言うと目ン玉飛び出るくらいになるわけです。
だから、あまり長いシーンの場合グレーに近い空にならざるを得ない。
『鉄甲機ミカヅキ』の場合は殆ど青空なので、最初から青空に出来た、
『東京SOS』の場合は殆どが夜なので短いシーンだけ色が付けれたという要素もあるんじゃないかと。

>>161
重力が無いと吊りが出来ないので却下(w
164: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/09/18(月) 01:34:06 ID:KQ1G/EYr
>>159
「ウルトラセブン」の『消された時間』でユシマ博士を載せてくる大型機が
滑走路の上を飛んでいるスチールを見たことがあるですが、
路面に影が幾重にも落ちていてもろに複数のライトを当てていることがわかったでした。
でも実際完成したフィルムを見ると影はきっちりひとつきりだったですぅ。流石ですね。

スタジオでの人工光での撮影で気になるのは、飛行機なんかのミニチュアの風防とかに
少女漫画の女の子の目のハイライトみたいに照明がぽつぽつ映ったり、
移動するとツルツルの機体にそれが流れていくところですぅ。
ピカピカの小ぎれいなミニチュアを見るのも悪くないですが、
やはりリアルさは殺がれますね。
こういうスポット反射を防ぐには、ミニチュア自体をつや消しで塗装するか、
ミニチュアとライトの間にパラフィン紙のようなものを置いて、スポットができないように
光を拡散させるか、ミニチュアをなるべく動かさないようにするといいんですかね?
アンダーソンものの場合は、小さなミニチュアをアップに耐えるくらい精巧に作って、
小規模なセットで光量不足や被写界深度の問題を克服して、
なおかつ例の移動書割やベルトコンベアーの道路を使ってあまりミニチュアを
動かさないようにしてリアルな映像をものしていると考えていいんでしょうか。
それに対して怪獣が暴れる大規模なセットが必要な円谷特撮は照明の点からも
リアルさを出すのが難しいんでしょうね。

ところでLEDって、映画撮影用の照明として使えるんでしょうか?
あれなら少ない電力で済むですし、発熱も少ないですね。
167: どこの誰かは知らないけれど 2006/09/18(月) 20:47:47 ID:R6MoWKMs
「大魔神」で本編との空気感の統一に尽力した森田カメラマンはスモークの遠近感の乏しさを克服するべく
紗幕を導入したが,矢張り火薬が仕えないなど撮影に支障をきたし苦労したという。
168: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/09/19(火) 00:22:47 ID:EwTVBvSi
>>165
詳細ありがとですぅ。
>ダリングスプレー
なるほど特撮以外にもこういう需要があるんですね。
万能とは云われないものの結構便利かもしれないですね。

>撮影用のLEDはすでに実用化
>色再現性にまだ問題があるようで、補助光としての使用が限界ではないかと思われますぅ。
語尾が四葉化してるですよ。
「伊57降伏せず」のオーコメで樋口監督が「映画の撮影機材で最も進歩したのが照明」と
云ってたですね。
これって一灯あたりの光量が増えたとか、少ない電力で光量が増えたとかなんでしょうかね?
それとも光線の質、波長が太陽光に近づいたとか、平行光に近づいたとかの
方向への進歩なんですかね。
一体、スタジオ撮影において人工光でも光量を増やせば増やすほどより
自然光に近づくというものなのでしょうか?
>>159の方のカキコを読む分には必ずしもそうとは云われないみたいですが…。
169: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/09/19(火) 00:24:18 ID:EwTVBvSi
>>167
この紗幕というのはスクリム布とかスクリューム幕とか云われる物と同じですか?
空気感を出すというのは所謂ディフュージョン効果のことですよね。
レイモンド・フィールディングの「映画の特殊効果撮影技術」という本に
「特殊効果技術者にとって不幸なことには、撮影技術の一般的な形式が最近の10年間に、
軟調なディフュージョン画面から硬調な焦点深度が深い鮮鋭な画面に移行した傾向がある。
このような鮮鋭な画調の映画の中に過度にディフューズされたミニチュアシーンを
挿入すれば、その部分だけ偽者として目立つ」とあるですぅ。
「大魔神」や>>150に書きました画調の変化した「山本五十六」などが製作された時代は
ちょうどその頃に当たってたんですね。
186: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/08(日) 16:40:03 ID:wti69DQJ
久しぶりに「インディ・ジョーンズ」の2作目を観た。
パイロットのいないセスナが雪山を背景に飛行、墜落するシーンは、パンフレットにミニチュア撮影のスチールが載っていた。
ILMがやるとミニチュアでも本物に見えるのに(以下自粛)、…
189: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/09(月) 00:27:31 ID:Z1whGySp
>>186
あのシーンのミニチュアを作る前に
まず、シーン設計をして可能なラックスピードと絞りを算出し、
被写界深度内に収まるサイズを計算した上でモデルを作成
その上で実景と合成。
そこまでやればあのような画面になる。
日本の場合。ゴジラのぬいぐるみがあって
それにあわせて周囲のミニチュアを適当に作って
たき火のような火を焚く。
ミニチュアに見えて当然。
191: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/09(月) 02:08:34 ID:fAOtHP1t
>>186

封切りで見ましたが。

該当シーンはミニチュアにしか見えませんでした。

初めての特撮 BEST Vol.1
初めての特撮 BEST Vol.1
193: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/09(月) 08:41:08 ID:esMsiocu
>>191
DVDでもっかい見直せ。
194: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/09(月) 09:14:53 ID:5Oaex0p2
>>186
四葉もあのシーン大好きですぅ。
なんといってもフォードトライモーターがカコイイですね(セスナなんていわないでー)。
山の頂きに車輪をこするショットは、微妙な揺れ具合にちょっとミニチュア臭さが出てましたが、
かなり大きなミニチュアを精巧につくって自然光で撮影しているため大変リアルですね。
件のパンフレットに載ってるミニチュア撮影のスチールをみると
ワイヤーを斜めに張って重力で滑り落ちるという方法で動きをつけてるみたいですぅ。
「ウルトラQ」のいなずま号の操演法と同じで、人の手で動かしてウソ臭くなるのを防ぐ手法ですね。
「雪山を背景に飛行」するショットはミニチュアワークではなく実写かと思いますぅ。
あのシーンは燃料がなくなってプロペラが止まってるはずですが、
明らかなミニチュアショットでは律儀に止まっているのに
「雪山を背景に飛行」するショットでは回っていたですね。
よくみると機体の汚れ具合も違うですぅ。
ハリウッドコンプレックスの人が見ると本物でもミニチュアに見えるとは(以下自粛)、…

とはいえ万里の長城?(上海から重慶に向かったのなら通過するはずないんですが…)
の上空を飛行するショットはどうやったんですかね。
なんとなくミニチュアっぽくも見えるし、機体後部の汚しが山の頂きに車輪をこする
ショットのミニチュアと同じに見えます。
あれがミニチュアワークなりフロントプロジェクションによる合成などの
特撮なら超神ショットですぅ…ってビビューンですかぁ!
>>189の方は事情通のようですが実際のところをご存知ですか?
195: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/09(月) 09:16:38 ID:5Oaex0p2
フォードトライモーターが雪山に激突するショットは例によって海外特撮ではおなじみの
爆炎を合成でかぶせる脱力ショットだったのは残念でしたぁ。
まあ、あれはインディアナ・ジョーンズたちが雪の斜面をゴムボートで滑走するシーンの
背景の合成ショットですからあれはあれでいいんですが、
「キスカ」のB24リベレーターの墜落ショットを見て以来、
どーしてもすごいクラッシュショットを期待してしまいますぅ。
ILMならやってくれると思ったのに…。
せめて「ウルトラマンA」のユニタングの巻のタックスペースの墜落シーンぐらいの
迫力ショットを見せてほしかったですね。
本当のところは“ティングース”のミニチュアの出来があまりに好い物だから、
壊すのがもったいなくなったんじゃないですかね。
きっと撮影後、ルーカスとスピルバーグがじゃんけんぽんして
どっちが持って帰るか決めたんでしょ。
ところであの墜落シーンの合成ショット、前景と背景の雪の質感が若干違う所為か
ちょっと合成臭さがあるショットだったため映画館内で失笑がおこったですぅ。
特撮を笑われるのは四葉的には大変気分が悪いですね。
特撮ファン以外の人は、どんなに良くできた特撮シーンでも
それとわかった時点でチャチと決め付けるですぅ。
「ベン・ハー」の海戦シーンでオールをバリバリと弾き飛ばす神ショットを
指さして笑う人がいるくらいですからね。
196: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/09(月) 09:29:42 ID:tl912kNC
実際にミニチュアを撮ったこともない特撮ヲタが
妄想や又聞きだけで、ミニチュアについて語るのは見てて痛いぞ。
197: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/09(月) 09:36:32 ID:5Oaex0p2
ってことは>>196さんはプロの方ですか?
是非>>194にカキコした万里の長城のショットについての
見解をお聞かせくださいですぅ。
199: 186 2006/10/09(月) 10:52:39 ID:esMsiocu
>>194

>ハリウッドコンプレックスの人が見ると本物でもミニチュアに見えるとは(以下自粛)、…

<パイロットのいないセスナ(フォードトライモーターというのね、有り難う)が雪山を背景に飛行、墜落するシーン>
の総てがミニチュア撮影だとは流石に思っていないが、書き方が悪かったね。
一月遅れで公開されたのが川北の「零戦燃ゆ」で、なんとも哀しかったのよ。
この頃の川北はILMというかSWを目の仇にしていて、仕掛けはすべて判っている、と大言壮言していたが、判ってたって実演できなきゃ仕様がねぇだろう、と…

>フォードトライモーターが雪山に激突するショットは例によって海外特撮ではおなじみの爆炎を合成でかぶせる脱力ショットだったのは残念でしたぁ。

ILMやらILM出身者の爆炎合成は当時のお約束だから、あんなもんかと思っていた。今見ると却って懐かしい。
201: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/09(月) 15:01:56 ID:ADWxRwyq
>>ILMやらILM出身者の爆炎合成は当時のお約束だから、あんなもんかと思っていた。今見ると却って懐かしい。

円谷出身者のピアノ線バレは当時のお約束だから、あんなもんかと思っていた。今見ると却って懐かしい。

202: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/09(月) 16:15:23 ID:sHtUpolw
そういやまだ零戦燃ゆ見てねえなあ
ミニチュアを縦に吊るして広大な空間を演出したというB29迎撃シーンとやらを見てみたいが
203: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/09(月) 17:54:53 ID:nBkI0JHW
>>199
>総てがミニチュア撮影だとは流石に思っていないが、書き方が悪かったね。
いえいえ四葉の方こそ痛いカキコしてごめんなさいですぅ。
あのシーンが素晴らしいのは、
ミニチュアシーンと実写の違和感がほとんどないことですね。
やはり本物とミニチュアを両方使えるのはうらやましいですぅ。
本物と交互に使って特撮ショットをリアルに見せられれば、
本物しか使っていないように観客は思い込んでくれるですぅ。
今だに「バルジ大作戦」や「トラトラトラ!」をすべて本物だと思ってる人がいるですね。
「バルジ…」なんかヘスラー大佐の載ってるパットン…じゃなくてキングタイガーが
はじけとぶミニチュアショットは、ちょっとあちゃ〜なんですがね。
逆に以前、ある映画解説者が「リビングデイライツ」のクライマックスの
橋の崩落シーンを説明して「素晴らしい特撮です」と言ったのはいいですけど
明らかに実写のショットを指して「本物にしか見えません。
それに引き換え日本のは云々」と云ってて、なんだかなあと思ったですよ。
こういう人がハリウッドコンプレックスのふしあなさんなんですね。
って、007はハリウッドじゃないですぅ。
204: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/09(月) 17:57:49 ID:nBkI0JHW
>>199
>一月遅れで公開されたのが川北の「零戦燃ゆ」で、なんとも哀しかったのよ。
「零戦燃ゆ」は今ひとつでしたが、「大空のサムライ」は良くできてたと思いますぅ。
藤岡弘チャマの髪型が萎えますが、戦争映画としても良作でしたぁ。

>この頃の川北はILMというかSWを目の仇にしていて、仕掛けはすべて判っている
>と大言壮言していたが、判ってたって実演できなきゃ仕様がねぇだろう、と…
大東亜戦争中、我が軍は米国の新兵器について仕掛けはすべて判っていたそうですし
中には真似てつくることができるものもあったとのことですが、
彼我の国力の懸隔は覆うべくもなかったですぅ。
ハリウッドの特撮に比べたら、なんといっても我が国の特撮は後発で
どうしてもハリウッドは一日の長というか、我国は後追いみたいなところがあるですね。
「ハワイ・マレー沖海戦」と、「潜航決戦隊」や「北大西洋」を比べると
やはり力量の差を感じますし、
「ゴジラ」にしても同年の「海底二万哩」や「地獄と高潮」、
前年の「宇宙戦争」とかとも比べると、さすがはハリウッドってとこがあるですぅ。
映画としての出来は負けてませんが。
なんか円谷特撮はその長所と短所の頃合い加減が零戦を髣髴させるですね。
空の覇者であったけど、その後旧式となり、
それでもいまだに愛されているところなんかがそうですね。
205: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/09(月) 18:00:01 ID:nBkI0JHW
>>199
>ILMやらILM出身者の爆炎合成は当時のお約束だから
デススターの爆発シーンなんかはちょっと・・・ってとこあるですが、
あれはああするよりほかないですよね。
宇宙空間の爆発ってやっぱ難しいんでしょうね。
「謎の円盤UFO」の第一話のインターセプターでの攻撃シーンでの爆発ショットが
閃光だけで表現されているですが、ああいうのがいちばんリアルなのかもしれないですね。
しかも爆発音ではなく楽器で音を付けていたのも、
音のしないはずの宇宙空間の描写としてはなかなかの演出でしたぁ。
OVA「AIKa」で宇宙戦艦が砲撃するシーンで、
信管を抜いた弾をぶち当てるだけということをしていましたけど
宇宙では爆発は敵味方双方に危険ですから
実際に宇宙で戦闘をするとしたらこのようにするんでしょうね。

>>201
>円谷出身者のピアノ線バレは当時のお約束だから、あんなもんかと思っていた。
>今見ると却って懐かしい。
ウ〜ン、「宇宙戦争」でも「トコリの橋」でも「633爆撃隊」でも
「ファイヤーフォックス」でも、ジェリー・アンダーソン物でもワイヤー見えてたのに、
ピアノ線バレというと円谷特撮って言われちゃいますね。
四葉は円谷特撮最大の癌は、ピアノ線バレよりも曳光弾パチパチにあると思うですが…。
まあ特撮の粗なんてものは、パンチラと同じようなもので
見なかったふりをしてひとりほくそえんでいればいいんですよ。
って四葉にそっちの方の趣味はないですぅ。
206: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/09(月) 19:36:06 ID:BFfMcCUg
>>195
>特撮ファン以外の人は、どんなに良くできた特撮シーンでも
>それとわかった時点でチャチと決め付けるですぅ。
特撮を見抜いて悦に入っちゃう人は、その倍見抜けてない特撮が
あることに気付いてないんじゃないですか。特にいわゆる特撮映画以外で。

特撮オタクという人種は別に画面を注視しなくても
どこからどこまでがトリックかなど容易に判断がつきますし、
むしろそのトリック部分がどのようにして撮影されたかに興味が行く。
このように特撮に対して醍醐味を見出すポイントが
一般人と少々ズレているがため、映画板などで特撮論議を続けても
たいていは平行線で終わるのですね。特撮オタクの感覚が理解できる人は
どちらかといえば映画ファンよりも模型マニアに多いでしょう。

堀川弘通も「(実写の代替に過ぎない)特撮を楽しめる感覚が分からない」
と何かの雑誌でぼやいていました。
210: 釈迦厨 2006/10/09(月) 22:50:16 ID:xe1j0Qv5
>>204
覇者ですらないだろ。演出力ならともかく単なる技術くらべなら大映京都が上。
213: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/10(火) 00:10:55 ID:8aDh4RSD
>>194
資料で、計算してるメモをみた。
214: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/10(火) 00:12:29 ID:8aDh4RSD
>>195
特撮を笑ったのではなく、ゴムボートで無事脱出できたという脚本を笑っていたのです。
217: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/10(火) 13:21:48 ID:z7HNCN1q
>>194
>とはいえ万里の長城?(上海から重慶に向かったのなら通過するはずないんですが…)
>の上空を飛行するショットはどうやったんですかね。

あのショットはILMではなくドリーム・クエスト社の仕事でございます。
二間×二間くらいのサイズの万里の長城を含む大地のミニチュアを作成。
このミニチュアは強制遠近法で作られています。近景は大きく、遠景は小さくっていうアレですな。
これをスモークを炊き込んだステージに入れてモーション・コントロールで撮影。これが合成の下絵となります。
次にプロペラを外した飛行機のミニチュアをモーション・コントロールで撮影。
ブルースクリーン前で撮ったのか、黒バックで撮った後にマスク用の露光を行ったか
ウルトラ・バイオレット・プロセスで撮ったのかはちと憶えていないですが。
これの後に黒バックでプロペラのみを撮影。
プロペラに当たる照明を点滅させてプロペラの回転を演出しています。
これらの素材を合成した後に地図を合成。で、完成。
吊りではなく、ロットで固定する方式なので雪山を掠めるショットのミニチュアとは別物かも知れない。
ILMがてんてこ舞いだったのに対してドリーム・クエスト社にはスケジュール的に余裕があり
比較的に丁寧な仕事が出来たそうで。
221: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/11(水) 19:34:56 ID:e0hIJRAX
>>206
●「架空の映画への試み―第三次世界大戦演出記―」堀川弘通※
(藝術新潮 昭和35年9月号)より


特殊技術はあくまで特殊技術で、それには明らかに限界がある。それらしく
見せるというのが精一杯で、特殊技術を過信すると『宇宙大戦争』というような、
お子様向き冒険漫画映画が出来上がる。

特殊技術の宿命的欠点は、いかに本物らしいものを作っても、それがミニチュ
アである限り本モノには見えないという点である。結局は質感の問題だ。

20分の1の軍艦はどんなに精巧なものでも模型であり、どんなに精巧な波起
こし機を作っても実際の波を作ることは難しい。要は特撮を出来るだけ量少なく、
効果的に、ロケ、或いはセット撮影の中に挿入するかという問題が、我々の架
空映画の場合、最も深刻で現実的な課題となってくるのである。(以下略)

※堀川は当初「第三次世界大戦」(後の『世界大戦争』松林宗恵監督)の予定
監督だった。
223: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/11(水) 23:08:26 ID:mrfKKE8i
>>221
ヒッチコックはトリュフォーとの対談で
堀川氏と正反対の意見を述べているね。
224: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/15(日) 22:52:40 ID:yzzCyRku
>>202
B29を執拗に狙って撃墜するシーンは空中戦特撮の屈指の名シーンだと思うですぅ。

「零戦燃ゆ」について>>204で今ひとつとカキコしたですが、
そのあとDVDを見返したら結構頑張っていて認識を改めたですぅ。
空中戦の醍醐味は四葉的には「空軍大戦略」より上ですね。
ラジコン機を使ったショットも実景の中で飛ばしてるところは
>>147の方が仰るようにちょっと・・・ってところがあるですが
早見優たちの前でデモンストレーション飛行するシーンの冒頭で
駐機している零戦の向こう側で離陸するショットなどは
実際に飛べる零戦が一機残っていて、それを使ったんじゃないかってくらい
リアルで自然でしたぁ。
またルンガ沖海戦のシーンで、空中で炸裂する対空砲火の爆煙の中
零戦が撃墜されるショットはラジコン機を使っていたですが、
タイミングとか難しそうな離れ業のようなことをやっていて見事でしたぁ。

ただこの映画、特撮部分も本編もフィルムの色調と言うか画質というか、
テレビの二時間ドラマみたいに安っぽい感じで
七〇年代の低予算映画よりも薄っぺらな感じがするのはどーしたわけですかね?
それとリベットやパネルラインが歴々としたミニチュアって
却ってミニチュア臭く見えるですね。
225: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/15(日) 22:57:00 ID:yzzCyRku
>>206
>特撮を見抜いて悦に入っちゃう人は、その倍見抜けてない特撮が
>あることに気付いてないんじゃないですか。特にいわゆる特撮映画以外で。
「エスピオナージ」のラングレーにあるCIA本部とか
「自由学校」(松竹版)の清水将夫と高峰三枝子の乗った車が、
十朱久雄、高橋とよ夫妻の山上の館に到着するところとか
「絵島生島」で遠望される小田原の市街とか
「異人たちの夏」のタイトルバックのマンションとかのミニチュアワークは
一瞬本物かと思ったですぅ。

>特撮オタクという人種は別に画面を注視しなくても
>どこからどこまでがトリックかなど容易に判断がつきますし、
それにしても何でわかっちゃうんですかね?
「バルジ大作戦」でヘスラー大佐が廃墟の町の中にある司令部に
車で乗りつけるシーンで、スーパーリアルなミニチュアワークが見られるですが、
作りこんだミニチュアを自然光で撮影していて動いているのは遠景のトラックのみで
粗が出にくいほとんど実写にみえるショットにもかかわらず
なんかこれから人形劇が始まるって言う気持ちになるんですよね。
確かにあんな廃墟は東独にでも行かなきゃミニチュアワークで見せるしかないって
いうふうに頭が働くわけですが…。
ミニチュアワークでは火と水は縮小できないからリアルに見せるのは難しいとは
よく言われることですが、
カメラと撮影者も縮小できないことがミニチュアワークを難しくしてますね。
件のシーンはカメラがパンするからミニチュア臭さが出ちゃったんですね。
「海底二万哩」でエイブラハム号と海の怪物(ノーチラス号)との海戦シーンの
ミニチュアシーンのカメラワークはほとんどフィックスでリアルに見えましたが
激突シーンはズームアップを使ったためか思いっきりミニチュア臭さが出てましたぁ。

>堀川弘通も「(実写の代替に過ぎない)特撮を楽しめる感覚が分からない」
>と何かの雑誌でぼやいていました。
これと同じことを恩地日出男監督も言ってましたね。そりゃまあ正論なんですが…。
226: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/15(日) 23:02:36 ID:yzzCyRku
>>213
>資料で、計算してるメモをみた。
一体なにをどんなふうに計算してたんでしょうか?
「太平洋の翼」とか「キングコングの逆襲」のPBY-5カタリナ飛行艇の飛行シーンも
「魔宮の伝説」のトライモーターのショットと似たリアルで見事な特撮ショットでしたから
中野助監督あたりが撮影のためシコシコ計算してたんでしょうね。
って、あんまりしてなさそうにも思えるですが…。

カタリナ飛行艇のショットはミニチュア撮影のみですからそれだけが
リアルに撮影できればいいわけですが、トライモーターのショットは
実写のショットとほとんど違和感が生じていないのがすごいですぅ。
「北京原人の逆襲」で白いアルエットヘリコプターが、ペキンマンの頭上から
銃撃するショットがあって、屋外で撮ってるらしくこれが実写に見えるほどリアルな
ミニチュアワークなのですが(ワイヤーさえ見えなければ…)、
明らかに実写のアルエットの飛行シーンとは違和感がありました。
この計算は単にミニチュアを被写界深度内に収めるためだけの計算ではなくて
他の実写ショットと画質をあわせることまで考慮に入れたものだった
ということもあるでしょうか?
だとしたら特撮の厄介な問題のひとつである本編との違和感を
カメラマンの勘や経験だけにたよらず、ある程度計算式によって埋められる
と言うことになるですが、実際のところどーなんですかね?
227: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/15(日) 23:05:22 ID:yzzCyRku
>>217
詳細乙ですぅ。
白状するとこのショットが特撮であるということは、
DVDを手に入れてじっくり見るまで気がつかなかったですぅ。
それまでは「ロケにお金かけてるな」とか
「撮影許可が下りたとは米中関係は良好だったんだな」とか思ってましたぁ。
眼下の万里の長城?がパースのついたミニチュアであることは見てわかりましたが、
フォードトライモーターがモーションコントロール、つまりトラベリングマットで
合成されていたとはゆめ思いませんでした。
モーションコントロールを使うとどうしても「レイダース」の飛行艇や
「最後の聖戦」の飛行船や戦闘機みたいに動きはよくても
背景から浮き上がって違和感があり、しかもアニメっぽい、薄っぺらで頼りない感じに
見えて(飛行船なんか背景の雲が透けてたし)いつもなんだかなあと思ってましたが、
このショットは自然で違和感がなく質感も出ており見直したですぅ。
まあ大抵違和感はミニチュアと実景を合成するところから生じるんでしょうが、
このショットは前景も後景も同じスタジオで同じ照明で撮影された
ミニチュア同士ですから、うまい具合にいったんでしょうかね。
228: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/16(月) 00:27:34 ID:P2kTMuSx
>>226
いまならCG用のガイドを元に色調調整は可能だが
当時は感で撮影したものをプリント段階でタイミングあわせるしか無いですね
231: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/16(月) 20:11:48 ID:gIa45tQn
喜八ちゃんは、特撮シーン使うのが、嫌で仕方なく自殺も
考えたそうだからね
232: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/16(月) 20:30:16 ID:DgpzN7vS
故 景山民夫の「遠い海から来たCoo」の映画化に際して、
岡本監督はどうしても特撮を使いたくなかった挙げ句、
結局アニメにしてしまった。
企画当初は「ラストの海戦シーンはチリ海軍と話を付けて、
でも絶対死者がでるだろうなあ…」なんて真剣に討議
されてたと言うが、結局はああなった。
233: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/16(月) 22:31:40 ID:75FR/NP7
もしブルークリスマスの監督が岡本先生じゃなかったら、
戦闘機がUFOと遭遇するシーンなんかはピアノ線で・・・
235: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/16(月) 23:07:40 ID:viUBKgX6
あ 海が三分〜は具体的な描写なしだったかも。
236: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/17(火) 01:25:43 ID:W3ijUzqV
>>235
一応沖縄島超ロング俯瞰で、寒天の海にたくさん艦は浮いてたけどね。
でも記録映像の流用も、モノクロスタンダートの映像をスクイーズしてシネスコサイズに
してるから、横にデブになるわ、カラーの中で急に白黒になるわ、粒子も粗いわで、
これはこれで違和感が。

>>232
>ラストの海戦シーンはチリ海軍と話を付けて
ちょ、それは聞き捨てならんなw
ミニチュアスレでこんな事言うのもあれだが、それは惜しい、実に惜しい!
岡本喜八演出による、本物動員の大海戦、観たかった…。
237: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/17(火) 01:39:47 ID:oUUakcei
>>233
> 戦闘機がUFOと遭遇するシーンなんかはピアノ線で・・・

いや、アレに関しちゃシンプルながら、
最もベストなやり方だったと思うけどな・・・。
後半のF-104のコクピットのショットなんて、
実機だからこその迫力があったからな(撮影は木村大作さん)。
238: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/17(火) 22:59:32 ID:PqmP5YTV
>>237
いや、俺233だけど批判してる訳じゃないのよ。
あのシーンはミニチュアとは違った妙なリアルな迫力があって好き。
239: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/18(水) 18:02:39 ID:tVHmzqDp
>>231
>喜八ちゃんは、特撮シーン使うのが、嫌で仕方なく自殺も
>考えたそうだからね
「暗黒街の顔役」とか「大学の山賊たち」とか、
東宝時代はやむを得ず特撮使った作品が何本かあるな。
240: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/18(水) 18:52:34 ID:+GroG1Uf
>>239
嫌で嫌で堪らなくて自殺まで考えたなんて、
映画監督界のオダギリジョーですね。
258: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/23(月) 17:02:04 ID:Dhdwo7M5
フォトリアリティってどういうことなんだろ
リアルからくるリアルさなのか、デフォルメから感じられるそれっぽさなのか
259: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/23(月) 22:33:49 ID:Xdey5np5
>>258
簡単に説明しよう。マニエリスモの絵画を近寄ってみると
レースのひと結びまでも精緻に書き込まれているが、
どこから見ても絵である。

よく出来た印象派の絵画は近寄ってみると絵の具がのたくっているようにしか見えないが、
少し離れてみると、まるで写真のように見える。
直接的なたとえではないが、そう言う事だ。
261: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/23(月) 23:58:55 ID:WdOtQQ4G
>>259
欧米の大作戦記映画で見られるミニチュアワークなんかまさにそれですね。
とにかくミニチュアモデルの精度より照明、撮影、オプチカル処理に気合いを入れると・・・

イギリスと日本はミニチュアモデルの質なら世界一と思いますが、いかんせん撮影に
時間がかけられません・・・。ただし、一般作品の情景特撮では欧米超大作に比肩しうる
ミニチュア特撮が見られますね。
264: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/24(火) 23:11:38 ID:cDx6RM93
>>261
スターウォーズep4のスターデストロイヤーのミニチュアのショボさに驚いた記憶があるな。
272: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/29(日) 12:46:36 ID:zuSxT/hM
バトルシャークのころはまだ汚しが入ってたようで(入れすぎでスポンサーから文句言われたという噂も
主観ですが戦隊やウルトラのようなメカには現実的な汚しは似合わなそうな気も
ある程度綺麗な方が近未来スーパーメカっぽい?
273: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/29(日) 13:22:24 ID:sGlPbcQV
つーか現実の兵器もそれほど汚れてないんだがw
275: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/30(月) 08:03:26 ID:bjTivHIM
>>272
生活感のあるミニチュア市街地に
ピカピカのスーパーメカが現れると
そのギャップが存在感を醸し出すような気がする。
279: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/30(月) 19:23:07 ID:JmwdPymW
>>223
ヒッチコックは映画全体を箱庭的に捉えていたからか、特撮シーンに対する抵抗はなかったんだろう。
ミニチュアワークだけ挙げていっても『北北西に進路を取れ」の複葉機がタンクローリーに激突
する瞬間とか 『第十七番』の貨物列車とバスの追いかけっことか、
『レベッカ』『バルカン超特急』の情景特撮とか、きりがない。
282: どこの誰かは知らないけれど 2006/10/31(火) 12:03:41 ID:v31/dFVo
>>272
あれはヒルマ独特の汚しでしょ。

デレク・メディングスがウェザリング魔だからか、TB直後の
実在兵器のミニチュアって汚しにやけに気合が入ってる。
283: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2006/10/31(火) 15:24:31 ID:IZrHAjtT
>>282
模型工房からあがってきたミニチュアに驚嘆しているデレク・メディングスに
「このままではだめなんだ。これにウェザリングというものを施さねば」と
教えたのはレス・ボウイだそうですね。
284: どこの誰かは知らないけれど 2006/11/01(水) 22:18:39 ID:t9B+g1wH
>>273
戦闘機なんか部分的にはきれいだが、総体として見ると汚れてみえる。
286: どこの誰かは知らないけれど 2006/11/02(木) 20:26:31 ID:U7ET4pcX
>>284

それにしても特撮のメカは汚しすぎw

308: どこの誰かは知らないけれど 2006/12/24(日) 07:02:41 ID:pS4I4AZ1
深夜に「2001年…」の吹替版を2時間半枠で放映してくれたので、保存用録画した。
当然トリミング版なので、フルフレーム(まだワイドテレビじゃないのよ。あと5年のうちには何とかするけどさ)。
ワイド字幕版ばかり見て来たので、吹替トリミング版は大体18年ぶりくらいだ。
自然光かどうか、スタジオ撮影なのに自然光に見える条件とは何か、ということをこのスレではよく考えさせられるが、
本作の特撮は今更ながら驚異的だ。
撮影技法は知っていても、「人類の夜明け」が、猿が骨で骨を叩き割るショット以外はスタジオ撮影なのだとは
とても見えない。
豹の眼が光ったところで、だからどうしたという感じ。
特殊メイクした役者と動物をアフリカ辺りに持ち込んでロケをしたようにしか思えない
(ロケ嫌いのキューちゃんがそんなことする訳ないが)。
中盤〜後半の宇宙描写も、正に漆黒の闇で、合成後バレバレ、青い闇の「2010年」よりも
描写としては優れていると思う。
「2010年」のR・エドランドが、「2001年…」よりも難易度の高いSFXを当時最新の技術で手がけたことは
判っているが、それはそれ、シンプルイズベストということか(あ、私はハイアムズの「2010年」も偏愛しておりますよ、念の為。ハイアムズもロイ・シャイダーも大好きなので)。
吹替で観る「2001年…」も、なかなか楽しいですぞ。
314: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2007/01/25(木) 11:33:17 ID:nmz23pmB
>>308
あの猿人のシーンは少数のカット以外はロケだとなんとなく思ってましたが、
ほとんどすべてスタジオ撮影だったとは驚きです。
そういわれて見ると猿人たちの落とす影に自然光らしいくっきりした力強さがないですね。
水溜りを挟んで二つの猿人グループが対峙しているところでは
岩に落ちた影が二重になってたりもしましたぁ。
よく見ると空はピーカンなのに前景のセットの照明は若干暗めですね。
少し日が傾いたときなど完全なピーカンじゃないときの光線の方が
リアルに見せやすいんですかね?
「ウルトラマンタロウ」のキングトータスの巻のオロン島の
海岸の夕景のミニチュアショットはスカイホエールさえいなければ
本物と見紛うほどリアルでしたぁ。

思うにスタジオ撮りの白昼のシーンがうそっぽくみえるのは
照明それ自体の問題よりもホリゾントの所為じゃないでしょうかねぇ。
その点「2001…」の猿人のシーンはフロントプロジェクションで
本物の空を投影しているのだからロケと見紛わしめるものがあるですよ。
あの空はフロントプロジェクションとはいえ、東宝や007シリーズのそれより
すごくクリヤーで感心しましたが、あれって雲が全然動いてないところを見ると
ムービーではなくスライドを投影したスチールなんでしょうね。
319: どこの誰かは知らないけれど 2007/01/31(水) 23:16:39 ID:jeq/8U0Q
>>314
眼は適度に遠景がボケる方が、奥行きを感じるそうです。

ヒトの感覚って面白いですね。
324: どこの誰かは知らないけれど 2007/02/10(土) 23:59:55 ID:jUd543aV
ガス人間ラストの会館爆破は、ミニチュアに見えないな
325: どこの誰かは知らないけれど 2007/02/18(日) 21:53:58 ID:VISCc9Uc
「バルジ大作戦」でロバート・ショーの乗る戦車が爆発するシーンはミニチュア?実物大のハリボテ?見分けがつかん。
326: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2007/02/19(月) 10:03:18 ID:gnyGtl3G
>>319
だとしたらリアプロジェクションの方がベターってこともあるですね。
33年版「キングコング」のステゴザウルスのシーンとかは
リアプロ独特のボケた画面が、昼なお暗いジャングルの凄みを出していたですぅ。
スクリーンプロセスは、俳優とミニチュアシーンとが
直接やりとりできるから、画面のクオリティは下がりますが、
逆に臨場感を覚えますね。
スーパー戦隊40作記念 TVサイズ主題歌集 [ (特撮) ]
スーパー戦隊40作記念 TVサイズ主題歌集 [ (特撮) ]
327: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2007/02/19(月) 10:16:58 ID:gnyGtl3G
ところでスレ違いっぽいですが、
「2001年宇宙の旅」の猿人が水場を争うシーンで
若干ですがカメラのフレームが移動していましたね。
フロントプロジェクションではカメラワークは禁物だと思ったのですが、
なんかやりようがあるんですかね。
それとも単にそのショットだけは、
リアプロかホリゾントか写真を引き伸ばしたものを
使っただけなのかも知れませんが…。

「戦え!マイティジャック」の『ハプニング島に進路を取れ』で
コンクルーダーに船員の男が近づいていく合成ショット大変クリアで
フロントプロジェクションなんじゃないかと思っているのですが、
地震というシチュエーションなので、画面全体が小刻みに振動していました。
これはどーやったんですかねぇ?
328: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2007/02/19(月) 10:26:39 ID:gnyGtl3G
>>324
>ガス人間ラストの会館爆破は、ミニチュアに見えないな
あの消火の烹炊の水が、水滴など細かくリアルに見えましたが、どーやったんですかね?
「ゴーストバスターズ」の消火栓の水の噴出の効果みたいに
白い砂とかを使ったんでしょうか?
それとも単にミニチュアの縮尺が大きいので、ノープロブレムダッタとか?

>>325
炎の大きさなどからなんとなくミニチュアとばかり思っていましたが、
そーいわれてみれば、壊れ方がちょっとチャチ臭いから
ハリボテの様にも思えてきたですぅ。
330: どこの誰かは知らないけれど 2007/02/20(火) 01:20:32 ID:IxuLgHfZ
>>327
「フロントプロジェクションはカメラを動かすことが禁物」ではなく正確に言うと
「投影画像の光軸とレンズの光軸を同一線上からズラすのが禁物」なのです。
なので望遠レンズを使い、レンズの先玉(要するに被写体に一番近いレンズ)
を軸にしてパンを行えば、そんなに深刻なエラーは起こらないのです。

望遠レンズを使うという事は被写体との距離を置けるということ。
被写体との距離が長ければレンズ自体が少々動いたって
「プロジェクター&被写体&カメラ」の位置関係はそんなに変わらんのですよ。

そして先玉を軸にパン(普通のカメラは先玉どころか像を結ぶフィルムより後ろにパン軸が来る)
すればフレームは変わる一方、光軸と先玉の関連性は変わらないので
これも「プロジェクター&被写体&カメラ」の位置関係が変わらない事になる。

>>328
単純なWらし合成ですね。ミニチュアを撮影した下絵に
黒バックで撮った放水の水飛沫を合成しただけのもの。
巻き戻し機構があれば8mmカメラでも出来る初歩的な合成です。
以前に「地球防衛軍」で同じ手法が披露されていましたね。
あれも消防隊の放水の合成でした。
332: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2007/02/25(日) 11:18:15 ID:2nXoGqXr
>>330
>望遠レンズを使い、レンズの先玉(要するに被写体に一番近いレンズ)
>を軸にしてパンを行えば、そんなに深刻なエラーは起こらないのです。

映写機と撮影機を一組にして動かした場合なら、
前景の被写体は相対的に動きますが、
スクリーンに投影された映像はフレーム内では不変となるですね。
でも>>330のようにすると、動かすのは撮影機だけで
前景の被写体と投影された映像はいっしょになってフレーム移動にあわせて動き、
リアプロジェクションでカメラを動かしたのと同様な画面が得られる。
という解釈でいいんでしょうか?
それとこれはパンだけではなくティルトについてもいえることなんでしょうね。
「2001年…」の場合はパンではなくて上から下へのフレーム移動でした。

>単純なWらし合成ですね。
ウ〜ン、最初はそのように思ってましたが、手前の架線が透けていないので
違うんじゃないかと思うんですぅ。
あれは合成なしの一発撮りのような気がするですよ。
それとも架線もいっしょに放水といっしょに後でダブらせたんですかね?
333: 四葉 ◆JQq2XVykKc 2007/02/25(日) 11:24:19 ID:2nXoGqXr
それと>>327で書いた「戦え!マイティジャック」の合成ですが、
見返したら昔ながらのミラーワークではないかとも思われるようになったですぅ。
ただその直後にコンクルーダーのコックピットからキャノピー越しに
迫ってくる大ワニを捉えたフロントプロジェクションと思しきショットが
またまた出てきたりもしてるですからなんとも迷うものがあるですね。
342: どこの誰かは知らないけれど 2007/03/17(土) 21:08:40 ID:jWXKBCht
先日キングコングの逆襲を見た。
さすがにミニチュアに手間が掛かってるのは見てとれた。(戦車以外w)

……でも、それだけじゃダメなんだな
ってこともよくわかった。
343: どこの誰かは知らないけれど 2007/03/17(土) 23:45:45 ID:IfKLyXg2
メカニの格納庫はすごいぜ。
344: どこの誰かは知らないけれど 2007/03/18(日) 22:45:25 ID:32rza+jN
>>342
昭和42年〜43年は円谷特撮の停滞期だね。
「山本五十六」でも大規模なミニチュアを組んでいるが、完成画面は
「嵐」「翼」に比べて精彩に欠けるワンパターンなミニチュア特撮でしかなかった。

>>343
空母飛竜の格納庫の改造か?
353: この子の名無しのお祝いに 2007/04/24(火) 23:39:00 ID:x7RwmNc9
「緯度0大作戦」を初めて鑑賞したが波のリアルさは特筆ものである。
360: どこの誰かは知らないけれど 2007/04/30(月) 23:29:38 ID:l2s37BxU
>>353
コレって事実上、円谷英二のラスト作品でイイんだろか・・・。
戦争特撮で世に出て名を馳せた彼が、最後の特撮に求めたものは
ファンタジーだったのか!・・・とか考えると、何故かしらクルものがあるな・・・。(;´Д`)
361: どこの誰かは知らないけれど 2007/05/01(火) 03:39:04 ID:zSegl6Yb
>>360
SF怪獣路線のラスト作品な。

劇場映画の遺作は「日本海大海戦」
362: どこの誰かは知らないけれど 2007/05/01(火) 07:57:54 ID:iAoggeMq
>>361
事実上の最後の仕事は大阪万博の三菱未来館の映像撮影。
ハワイ・マレー沖海戦のDVD特典で見る事ができる。
その撮影の最中に体調を崩してしまった。
363: どこの誰かは知らないけれど 2007/05/01(火) 23:23:23 ID:zSegl6Yb
90 この子の名無しのお祝いに 2007/04/30(月) 17:19:14 ID:aNnAe5fq
「トラトラトラ」の映像が入ってるのを見ると日本の円谷ミニチュア特撮がいかにチャチかってよくわかるねw。


91 この子の名無しのお祝いに 2007/04/30(月) 17:54:24 ID:WPIjhPb/
>>90
別に円谷のミニチュア技術の問題ではないと思うがな。
特撮の一切合財をミニチュアでやろうとする所が駄目なんだろうな。撮り方、見せ方が下手というか。



92 この子の名無しのお祝いに sage 2007/04/30(月) 19:08:03 ID:EYOQyekH
こないだ「男達の大和」やってたけど、あれと比べるとやっぱ辛いよな。
まあ無理もないが。


93 この子の名無しのお祝いに 2007/05/01(火) 12:48:26 ID:pIu7fqj6
日本の特撮はチャチィ


94 この子の名無しのお祝いに 2007/05/01(火) 22:16:47 ID:0tQHzvpR
「太平洋の嵐」は見てないけど、「太平洋の翼」「連合艦隊司令長官 山本五十六」
「日本海大海戦」、「連合艦隊」・・・全部公開時に劇場で観た世代な訳だが
スクリーンで観たときには(年齢的な要因もあると思うが)、めちゃめちゃ昂奮したし
少なくともチャチィとは全く思わなかった。

ただ、同様に「トラトラトラ」を公開時に観た時は正直、もう驚天動地というか
本物の凄さというか、次元が違うというか・・・
その後、円谷特撮(TV画面でしか見られなくなったから、よけいにそうなんだけど)
もう「トラトラトラ」と脳内比較せずに観ることが出来なくなってしまった。

要するに、円谷がチャチイというより、あれを実物実写で撮り切った
「トラトラトラ」のインパクトが凄かった、と言いたいわけです。
いま、ノンCG+ALL実写であんなのを撮れますか?無理でしょう?


95 この子の名無しのお祝いに 2007/05/01(火) 22:59:16 ID:pM4eodbP
数十年前の特撮を鬼の首とったかのように叩くのは相当大人げないと思うがな


96 この子の名無しのお祝いに sage 2007/05/01(火) 23:22:42 ID:pIu7fqj6
と日本特撮ヲタが必死に涙目で反論しておりますw
380: どこの誰かは知らないけれど 2007/07/08(日) 07:27:38 ID:0oQ4cLXg
「どてらい男」の米艦隊は小学生レベルの特撮。
381: どこの誰かは知らないけれど 2007/07/08(日) 20:34:44 ID:62dHH37W
>>380

見てないが、米軍戦車部隊の進撃シーンも特撮だったと新聞で読んだ。
それはどうだった?
382: どこの誰かは知らないけれど 2007/07/08(日) 20:52:48 ID:P4Na9jJD
「どてらい男」はビデオ撮影の番組だったから
>小学生レベルの特撮
と指摘している時点で、特撮シーンもビデオ撮りの可能性が高いと思われ。
383: どこの誰かは知らないけれど 2007/07/08(日) 21:59:35 ID:62dHH37W
>>382
そうだとしたら残念。
ちなみに、377や378の「花神」は、特撮シーンだけフィルム撮りだった。

385: どこの誰かは知らないけれど 2007/07/08(日) 23:52:04 ID:EHnBtKHg
>>383
それって当時の技術だとキツいな。
フィルムとビデオ撮りの画調を今ほど違和感なく揃えられないんじゃないか?
389: どこの誰かは知らないけれど 2007/07/09(月) 10:30:06 ID:LTxniu0J
>>380
ドリフ映画での船のシーンと模型もひどかった。
一瞬だけど小学生低学年の工作なみだった・・・
390: どこの誰かは知らないけれど 2007/07/09(月) 13:40:49 ID:H9FDbRdY
>>389

ドリフ映画の船って大和か?
428: どこの誰かは知らないけれど 2007/08/30(木) 00:33:21 ID:MRZ7YI6Q
プラモデルは実物の設計図の縮尺を小さくしただけじゃなく。
若干上下方向に潰してデザインされてるそうだ。
そのほうが重量感がでるのだそうだ。
429: どこの誰かは知らないけれど 2007/09/20(木) 13:11:38 ID:dZuw2YBF
>>428
いつの時代の何のプラモだよ。具体例を出して。
現存図面や写真と比べてリベットの数や何やで騒ぐ昨今のモデラーには
受け入れられない発想だろうな。
430: どこの誰かは知らないけれど 2007/09/22(土) 12:46:32 ID:oaZQS04H
>>429

車のプラモは今でもデフォルメされてるよ。
432: どこの誰かは知らないけれど 2007/09/30(日) 07:11:15 ID:oBmV3V0Z
>>429
君の職業がしりたい。なぜか。
440: どこの誰かは知らないけれど 2007/10/02(火) 01:04:48 ID:Lge2yqtF
日本のミニチュアって真っ直ぐなものをまっすぐに作らない(つくれない)。
結局、適当でいいやって言って作ってるから、いつまでたってもだめ。
で、いいわけが予算がない。
才能がないだけなのに‥‥
441: どこの誰かは知らないけれど 2007/10/02(火) 03:07:07 ID:2tu4teTT
>>440
>日本のミニチュアって真っ直ぐなものをまっすぐに作らない(つくれない)。

成田亨や大澤哲三は、
パース(遠近感)を効かせたミニチュアを作ることで、
特撮セットの奥行きを強調する手法を使っていたが、
そんなことも知らないのかい?
442: 釈迦厨 2007/10/02(火) 07:20:32 ID:EVc/1Buq
>>440
チミは大映京都の全盛期を知らないみたいでつねw。
444: どこの誰かは知らないけれど 2007/10/02(火) 18:15:31 ID:xBp9TsTJ
ゴジラVSモスラは大澤哲三じゃん。
つーか>>440が言ってんのはパースとかそういう話じゃないと思うのだが。
445: 釈迦厨 2007/10/02(火) 19:07:37 ID:EVc/1Buq
まあメカ特撮しか興味ない人のようでつね>>440は。

458: どこの誰かは知らないけれど 2007/10/07(日) 10:25:27 ID:oHRX+DIY
釈迦の頃の大映京都→最高
釈迦厨の対人能力→最低、M1号に劣る
459: どこの誰かは知らないけれど 2007/10/07(日) 18:20:37 ID:Xusw2YhZ
>>458
>釈迦の頃の大映京都→最高

嘘こけ、CGも無かった頃のヘタレ特撮だろ。
大映の昔の特撮なんかガメラ対ギロン見ればレベルは歴然。
462: どこの誰かは知らないけれど 2007/10/09(火) 01:38:52 ID:25bpu03a
>>459は知恵遅れ
482: どこの誰かは知らないけれど 2010/12/02(木) 17:47:41 ID:097JjVni
>>154
>吊りだと判っていれば尚更その名人芸に感嘆する。

ざっと読んだが↑こういう感性の持ち主って
最近の実機の映像みせても
下手な特撮だ、とか
ハリウッド製の特撮映像みせると
CGに決まってる!とか決めつけ
結局昭和特撮マンセーの場合が多いw
483: どこの誰かは知らないけれど 2010/12/02(木) 22:55:48 ID:gTQvcrbl
>>482
4年以上前のコメントにレスですかw
486: どこの誰かは知らないけれど 2010/12/03(金) 21:54:47 ID:jF8kvTIK
>>482
CGの知識があると「アバター」の登場人物が転んで
腕に砂粒が付いたりしているのに驚嘆できるんだよね。
「凄い手間が掛かってるなぁ!」という驚きは
「太平洋の嵐」の大編隊のショットも
「アバター」の砂粒もそんなに変わらない。

違いは「見てる側にどれだけの感応力があるか」だけだと思う。
模型を作ったりする手間は、プラモ作りや日曜大工をしていれば
何となく察しが付いたりするけど
3DCGの大変さって実際にやってみないと理解出来ん部類のものだよね。
実生活じゃそれに類した作業なんかなかなか無いんだからさ。
509: どこの誰かは知らないけれど 2014/07/25(金) 11:25:29.36 ID:3O2TYCrM
「謎の円盤UFO」の「人間ロボット殺人計画」で流れた「ストレイカー司令官とコリンズを乗せたロケットの打ち上げシーン」は本物っぽいよね
516: どこの誰かは知らないけれど 2014/10/19(日) 07:13:09.47 ID:o/1tZ4yR
>>509
映画 「決死圏SOS宇宙船』(Journey to the Far Side of the Sun)のロケット発射シーンの流用と思われ。
555: どこの誰かは知らないけれど 2016/05/14(土) 20:28:49.70 ID:I/r79t7N
ナイトライダーも第2シーズンからナイト2000のアクションをミニチュア特撮で撮ってるよね?
ナイト2000が水陸両用ホバーシステムで水上を走るシーンや線路を爆走するナイト2000のシーンだったと思うが…

>>509

決死圏SOS宇宙船の打ち上げシーンを流用してたのね
557: どこの誰かは知らないけれど 2016/05/19(木) 14:58:27.51 ID:XMCo9s09
>>555
ジャンプシーンも数分の一の大きな模型で撮ってるよ
584: どこの誰かは知らないけれど 2017/06/16(金) 06:29:15.95 ID:uQuk3fHT
極限まで本物に近づけたミニチュア特撮ってダメなんだよね
メイキングみないと解らない
観賞中に『頑張って動いてるなー』っていう感動が必要だから
適度にオモチャ感は必要、かつ過去の偉人たちへのオマージュが
センス良く織り込まれてるとうれしい
あとは技法ね
過去に何度もみたお馴染みの方法が出てくるとニヤリとする

某巨神兵みたいな、例えミニチュアでも最新の技術なんて認めないネ
CGやブルーバックなんて論外
昔ながらの手作りの方法以外認めない
585: どこの誰かは知らないけれど 2017/06/16(金) 13:44:32.99 ID:KLmIPMTC
ミニチュアプロップは模型としてほしいなーと思うけど、CGのメカは模型としてもほしくない
このあたりが微妙なとこね
586: どこの誰かは知らないけれど 2017/07/12(水) 14:08:55.79 ID:/bYitFwm
ジードで最も印象に残ったのが、ミニチュア撮影よりも中盤のシンゴジラ風の俯瞰だったのがここ的に困った。
クライマックスはナイトシーンに水を組みあわせるという大胆さがすごかったが。

>>584
歌舞伎のような伝統芸能を求めているのかな?
だったら生前の円谷英二が新たな技法を模索していたのとかもアウトなのでは?

>>585
今でもCGのテクスチャを取りこむためにプロップを作るパターンもあるけど、そういうのはどう?
588: どこの誰かは知らないけれど 2017/08/19(土) 21:02:15.39 ID:i2/Lsaiu
>>586
円谷のおやっさんは別格、神様なの
630: どこの誰かは知らないけれど 2018/11/19(月) 16:22:09.12 ID:rtwj+3af
629
マニア絶賛のほとんどの特撮、特に邦画のはミニチュアが
ホンモノのふりしてるふうにしか見えない
それが求めるモノであるならまぁいいんだが
ホンモノと見分けがつかない最近のCGとも
何故か比較し「CGはダメだ」と見下すからワケが分からない


オモチャが健気に演技してる方が優秀とでも言いたげで
話にならない
632: どこの誰かは知らないけれど 2018/11/20(火) 12:44:57.99 ID:ok3amZYx
>>630CGになったサンダーバード見た後だとあんたの話はさっぱり心に響かん
それとそういう話題は板違いじゃないか?
635: どこの誰かは知らないけれど 2018/11/20(火) 20:07:12.42 ID:mAmN02DX
>>630
CGのない時代はミニチュア特撮しか方法がなかった CGのある今の時代の作品と比べても
しゃあない その時代はその時代でできる最大限のことをやっている
CGに馴染んでる今の世代の人には、先人の苦労など分からんだろうな
706: どこの誰かは知らないけれど 2019/01/12(土) 13:55:14.30 ID:glQmtLut
ウルトラマン80のアブドラールスの円盤の特撮はそれを意識したらしいね
「あんな金かけなくてもそれっぽいの撮れるんだよ」って高野監督がコメントしてた
709: どこの誰かは知らないけれど 2019/01/16(水) 17:02:40.24 ID:+V1Ev4Zc
>>706
テラホークスでも未知との遭遇パロあったね 他にもギャラクチカの発進シーンのパクリもあったし
特撮監督のスティーブ・ベッグは今じゃ欧州トップクラスのSFXスーパーバイザー
712: どこの誰かは知らないけれど 2019/01/18(金) 06:48:50.96 ID:16lWBgd5
>>706
そういう後出しじゃんけん的発言は昔良く聞いたなぁ
さすがに最近はいないとは思うが
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
引用元:https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/rsfx/1132391547
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